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2009年11月30日

多様化する消費者傾向に対応すべき時代です。

光廣です。
先日、コロンブス2009年11月号に掲載しました
私の記事を紹介します。
「広島ではマツダ系列の下請の受注高が激減しており、
不況前の3分の1から2分の1になったというところもある。
とくに7~8月にかけて一段と悪くなり、売上げが激減している。
夏のボーナスが減ったところも多く、
まったく支給されなかったというところもある。
当然、財布のヒモは堅くなって
「高額商品は買わない、日常必需品は買う」という傾向になる。
おかげで、高級品を扱うデパートの売上減が目立ってきている。
ところで、
広島は日本の「縫い針」の産地で、
現在10社ほどのメーカーが生産を続けている。
安価な外国製品が多く流通するなかで、
縫製の専門家やプロからの技術評価は高い。
メーカーはシェアを維持していくために、
メーカー内だけで技術を磨いていくだけでなく、
「川下」の消費者に針の使用感を聞くなどして、
技術改善にもつとめている。
このデフレ下にあって、高くてもこだわりのある商品は
着実にユーザーの心をつかんでいる。
そうした戦略が他国に負けない強い産業をつくるのだと思う。
税理士 光 廣  昌 史