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お知らせ

2011年4月11日

日本の長寿企業(3)

チューリップ 今回は広島県の長寿企業の紹介をしよう。1位は「尾道造酢㈱」(1582年)で食酢製造を営んでいる。同社のホームページによれば、尾道商人が、豊臣秀吉が雇い入れた酢職人を堺より招き入れ、酢の醸造をはじめ、1918年に同業5社が協同で現在の尾道造酢㈱を設立したようだ。2位は広島市西区の「㈱山科」(1591年)貸事務所業、3位広島市中区「赤松製薬㈲」(1615年)医薬品小売で岡山県金川町から広島に出て来て医薬品業を創業、4位広島市中区「㈱てんぐ」宝石貴金属小売と続く。酒造業では西條の「白牡丹酒造
㈱」(1675年)がトップで全体の7位、山県郡の「小野酒造㈱」
(1697年)が全体の9位となっている。現在も続く広島県の老舗
企業は1500年代の終わりから創業されはじめ、江戸時代末期から
明治時代の間に多くが創業されているようだ。                         


                         税理士 中山 昌実