それでは日本の長寿企業の主なものの2位以下を紹介しよう。 税理士 中山 昌実
2位は山梨県の旅館「慶雲館」(708年)、3位石川県にある旅館「法師(善吾桜)」(718年)、4位京都市の和菓子店「虎屋黒川」(794年)、5位は京都市の仏具製造「田中伊雅佛具店」(889年)、6位京都市の医薬品店「平井常栄堂」(971年)、7位京都市の和菓子店「一和」(1000年)、8位茨城県の酒造「須藤本家」(1141年)と続く。
しかし資料によっては、生花教授として「池坊華道会」(587年)などもランクインしたものもある。
また、老舗といえば先祖代々引き継がれた企業、つまり同族企業として定義すれば、米国の「ファミリービジネスマガシン」という雑誌のランキング1位は「法師」となっている。 また創業年も多少異なった見解が
あるようで10年程度の誤差はあるようだ。